ゼロ・サウンド・テクスチャー

ゼロ年代中期のエレクトロニカ・アルバムの100作レビュー。

ZEROSOUND

ゼロ・サウンド・テクスチャー/第11回

[CD]I8u + Tomas Phillips『ATAK013 Ligne』ATAK013リーンアーティスト: アイ・エイト・ユー,+トマス・フィリップス出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2011/02/01メディア: CD購入: 6人 クリック: 57回この商品を含むブログ (8件) を見るドロー…

ゼロ・サウンド・テクスチャー/第10回

●今回で91枚から100枚目になりました。しかしプラス一枚で101枚。●第10回は、「2009年のリリース作品」を上げてみます。まだ1年前のことですが、これほどまでに激動・激変の時代ですと、随分と昔のことに感じられてしまいます。でもたった1年前のことなので…

ゼロ・サウンド・テクスチャー/第9回

●81枚目から90枚目。アンビエント/ドローン系列の作品を集めました。●今回は所謂「大物」音楽家が中心。彼らの「00年代中期におけるドローン/アンビエント的活動」の側面として、です。●「ミッドゼロ」のある部分を「Taylor Deupreeの時代」と括るのも可能…

ゼロ・サウンド・テクスチャー/第8回

●さて71枚目から80枚目です。●8回目である今回は、「05年以降のカールステン・ニコライ=アルヴァ・ノトの作品(コラボ作品含む)」を取り上げました。一人の音楽家のみを取り上げるのは例外的ですが、近年の彼の活動は、「05年以降の電子音響/エレクトロニ…

ゼロ・サウンド・テクスチャー/第7回

●今回で70枚目。ノン・テーマで纏めてみました。==[CD]ACUSTIC『Welcome』Welcomeアーティスト: Acustic出版社/メーカー: Rump Recordings発売日: 2006/02/21メディア: CD クリック: 4回この商品を含むブログを見るデンマークのRumpよりリリース。あのOpia…

ゼロ・サウンド・テクスチャー/第6回

●6回目。つまり51枚目から60枚目まで。●今回は「アブストラクト・ヒップホップのミッド・ゼロ的展開」です。05年から08年の間の「エレクトロニカな耳」でも聴けるアブストラクト・ヒップホップを取り上げています。私は本格マニアでもファンでもないのですが…

ゼロ・サウンド・テクスチャー/第5回

●今回で5回目。つまり50枚目。ということは100枚への折り返し地点。00年代中期の日本人音楽家の作品を集めました。==[CD]AUS『Lang』 Yasuhiko HukuzonoによるAUS、その06年の4th。柔らかい音色のエレクトロニカ・ポップと思いきや、複雑なドラム・プロ…

ゼロ・サウンド・テクスチャー/第4回

●今回は31〜40枚目です。==[CD]Tape『Rideau』Rideauアーティスト: Tape出版社/メーカー: Hapna Sweden発売日: 2005/11/08メディア: CD クリック: 14回この商品を含むブログ (14件) を見るセンチメンタリズムとエクスペリメンタルなサウンドが矛盾なく同居…

ゼロ・サウンド・テクスチャー/第3回

●今回で3回目なので、これで30枚目。全体の約3割ですね(計100枚を目指しています・笑)。== [CD]Fennesz&Sakamoto『sala santa cecilia』Sala Santa Cecilia出版社/メーカー: Touch Tone発売日: 2005/07/05メディア: CD クリック: 7回この商品を含むブ…

ゼロ・サウンド・テクスチャー/第2回

●また、ツイッターの方で「00年代中期の(エレクトロニカ)ディスク・レビュー」を10本ほど上げましたので、ここに纏めます。やはり「10本たまったら纏めて上げる」方式で行こう。100枚を目指します(予定・笑)。==[CD]Daedelus 『Exquisite Corpse』Ex…

ゼロ・サウンド・テクスチャー/第1回

●00年代の音楽を極私的に振り返る、「ゼロ・サウンド・テクスチャー」です。●主に05年から08年あたりまでの作品を中心に書いていこうと思います。私的には、エレクトロニカは、04年と09年あたりに大きな地殻変動/総括が起きている印象があります。では、そ…